2012年1月16日月曜日

フィリピン英語留学に1週間だけ行ってみた


5年に一度会社から頂ける特別休暇を使ってフィリピンに行ってきました。5年前の休暇時の話はこちら
しかも今回は観光ではなく、英語留学というハナレ業に挑戦。2歳の子供を連れて家族旅行、という状況が現状では考えられなかったので、最近興味があったフィリピン英語留学に一人で行ってみることにしたのです。
おかげさまで大変楽しい経験をさせてもらったので、今回のフィリピン滞在の様子をトピック毎に分けて書いてみたいと思います。

●学校の紹介
私が滞在した学校は、CNE1というところ。サイトはこちらです
ネットでこのサイトを見つけたのがきっかけですが、このサイト、本当に情報量が多く、初心者が心配になりそうな点について非常に詳しく書かれています。
特に参考になったのは卒業生の体験談。多くの人の体験談が掲載されていて、留学の様子をかいま見ることが出来ます。
また一つ一つの内容から経営されている方の熱い思いが伝わり、一通りサイトを読み終わると、自分にとってもう他の学校を調べる気もないくらいこの学校に魅了されていました。

で実際のところどうだったかというと、確かにサイトにある通り非常にホスピタリティの高い素晴らしい学校だったと思いました。とはいえ、他の学校に行ったことが無いので較べようが無いのも事実ではありますが。
宿泊施設、食事も完備していて、生活に必要なものはたいてい揃っており、近くのショッピングモールでは日用品も買えるので、かなり軽い準備で留学に行くことも可能。掃除、洗濯もすべて学校が雇った地元の方がやってくれます。
フィリピン英語留学の最大のメリットは何といってもコストパフォーマンス。日本で日常生活を送るのとほぼ同じ金額で、生活全体と英語学習がまかなえてしまいます。もちろん、長期滞在ほどお得。
ですから、若い独身の方が自分の将来のために長期に英語を学ぶには、最適の場だと思います。

●私の場合
とはいえ、私は家族持ちだし、会社の休暇は1週間。
CNE1では留学の単位は1週間なので、その最短のコースで留学してみました。さすがに、学校はある程度の長期滞在(1ヶ月〜3ヶ月くらいの人が多かったです)を前提としているので、1週間ではコスト的にもあまりメリットはありません。
しかし、英語そのものを学ぶだけでなく、フィリピン英語留学の背景とか、アジアの雰囲気とか、そこに集まっている人々とか、そういうことを体感する社会勉強のつもりで行ったような側面もあり、そういう意味では大変意義深い留学になったと思っています。

●マンツーマン英会話
英語を学ぶには、やはり一対一で会話をするのが最も効率的です。講師もこちらの理解に合わせて会話してくれるからです。
グループレッスンだと、一人当たりが話せる時間はかなり限定されますし、周りの生徒の目を気にしてとにかく英語でコミュニケーションする、という意欲を育てるのは厳しいです。
フィリピン英語留学の最大のメリットはそこにあります。
人件費の安いフィリピンでは先生と一人一人の会話が思う存分出来ます。
ちなみに私は、月曜日に2時間、火曜から金曜は8時間の計34時間、マンツーマンのレッスンを受けました。一日8時間マンツーマンで英語を話し続けるという経験は、私にとっては生まれて初めてのことで、特に前半はかなり疲れましたが、その効果は必ずあると感じました。

フィリピン人の英語の実力はどうなんだ、と思う方も多いでしょう。
これに関しては、行ってみて私自身の考えが変わりました。人間は一人一人みんな違うパーソナリティを持っています。日本人同士だって、話しやすい人、何言っているか分からない人、滑舌の悪い人がいて、それらはコミュニケーションに影響を与えます。
フィリピン人がどうの、という前に先生の個人差は大きいです。ちなみにCNE1では1日最大4コマで、私は短期間だったのでフルに4コマ受講したので、4人の先生と会話しましたが、それぞれ性格も話し方も発音も少しずつ違いました。
誰が良い悪いのではなく、そのようにいろいろな先生と会話出来ることが自分の英語力を高めることになると感じました。一人の先生で半年グループレッスン、という形より確実にコミュニケーション力を付けることが出来ると思います。

●生徒の方々
この学校に来ている生徒はさまざま。若い人から年配の人まで幅広い年齢層の人がいました。
しかしやはり30代未満の若者が、1〜3ヶ月程度滞在するというパターンが最も多かったようです。長期の休みを利用して来ている大学生はもちろん、結構30歳前後で会社辞めてきている人も多かった。まだ先のことは決めておらず、留学を終えてからどこに就職するか考える、とか言っていましたが、そういう人生のチャレンジのきっかけとして機能しているという側面があると思いました。

あと、このような若者が寝食を長い間ともにするわけですから、そこにはいろいろな交流が生まれます。フィリピン人の講師も年齢が若く、家が遠い人は校内に住んでいるので、レッスン以外の時間でも友人としてどんどん仲良くなります。
学校前の庭は、夜になるとそういった若者たちの溜まり場になります。ギターを弾いて歌ったり、さらに話し込んで理解を深め合ったり、そして男女の間にちょっとばかり恋心が芽生えるかも・・・
週末は、仲の良くなった生徒たちがいろいろな観光地に遊びに行ったりするようです。こういった日常生活は、(特に若い人にとって)やはり留学の大きな醍醐味の一つでしょうね。

●フィリピン事情
とはいえ、やはりフィリピンは日本と較べると貧しい国だと思います。
短期間ですが、講師は自分の境遇とかを赤裸々に語ってくれました。彼らは決してフィリピンの社会は決して公正では無いと思っているし、一部の金持ちが世の中を動かしているとも言っていました。
フィリピン人は親戚同士で一つの集落を作り生活するのが一般的だそうです。プライバシーも無い変わりに、親戚同士が困っている人を助け合うように生きています。50年くらい前の日本の農村のような暮らしです。
それから、人件費が安いのか、ショッピングモールに行っても店員の数がものすごい。機械化するより、人手をかけたほうが安く済むのでしょう。まだまだ人件費が安いこの国では、人手をかけないと出来ない仕事をアウトソースするメリットが非常に高そうです。ビジネスという観点でも、フィリピンを始めとするアジアが大きなポテンシャルを持っていることを感じます。

社会自体はそんな状況ですが、みんな携帯は持ってます。
iPhoneもかなりの人が持っています。これは驚きです。スマホは日本より浸透しているかもしれません。そういう妙なアンバランスさがフィリピンにはあります。

あと、フィリピン人は歌うのが大好きです。
学校の掃除夫も大声で歌いながらトイレ掃除をしています。はっきり言ってうるさいくらいです。食堂では昼食時に数人のフィリピン人講師が、簡単なパーカッションとギターで伴奏しながら、ミニライブをしていました。いつでも彼らは歌手になりきって本気で歌います。フルボリュームです。しかも上手い。
音楽の持つ力を改めて感じたし、まだまだ楽器メーカーが出来ることって山ほどあるんじゃないかと、職業柄思ったりもしました。

●終りに
書き始めるときりがないですが、留学の間、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
学校のスタッフの皆様、フィリピン人講師の皆様、そして短期間ですがそこで出会った生徒の皆様、本当にお世話になりました。とても楽しい経験が出来たことを嬉しく思います。
今後も何とか時間を作って、英語の勉強を続けてみたいと思っております。

というわけで、人生もう一段ステップアップしてみたいと思っている若い方々、フィリピン英語留学はお勧めです。ぜひトライしてみて下さい!

<卒業証書を授与された私と4人の講師の面々>

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