2013年12月9日月曜日

ラズベリーパイで動く電子オカリナ製作記

最近家で最も時間をかけているのは、ラズベリーパイ(Raspberry Pi)いじり。
ラズベリーパイを購入してから1年ほどが経ちましたが、この間、Linuxを触りながら、Githubでプログラムを送って、ラズベリーパイ上でコンパイルして、プログラムを動作させる日々を過ごしてきました。

何度か紹介しているように、ラズベリーパイは4000円程度で手に入る小さなコンピュータ。パソコンとして使うなら、キーボードやモニターは自分で追加する必要がありますが、このボードにいろいろなセンサや表示装置などの電子機器を接続することで、オリジナルな電子ガジェットを作ることが出来るのです。

私は当初から、ラズベリーパイで動作する楽器を作るべく、ソフトシンセサイザーのプログラムを作成し、これを鳴らすための入力装置として電子部品を買い集めて製作しておりました。

この1年の間に作ろうと考えていたものがいろいろ変わっていきましたが、今はオカリナっぽい笛のような楽器を作ろうとトライしているところです。

現在の状況を動画にしてみました。


オカリナの筐体はまだありません。
まだラズベリーパイから引き出した配線が裸のセンサーと繋がっている状態。

センサーの一つはLPS331APという気圧センサ。
このセンサは、3Dプリントサービスで作った白い吹き口の中に入っています。ここに空気を送り込むと気圧が高くなり、息を吹き込んだ力を検出できます。
もう一つはMPR121という静電式のタッチセンサ。
ここに透明の電極シートを繋げ、このシートにタッチしたらその信号を受信できます。

これらのセンサの出力はI2Cバスを通してラズベリーパイに繋がっています。
プログラムでは周期的にこの信号を受信して音楽信号として処理します。
そしてその信号によりラズベリーパイ上のソフトシンセを発音させます。

現状の問題は、何しろ反応が悪いこと。
ソフトシンセのレイテンシー(処理遅れ)のせいで、吹いても音がすぐに反応してくれません。これはかなりイライラします。
この辺りの本質的な改善が出来なければ、普通に使える楽器にするのは難しいでしょう。

もう一つは、音色や音程動作のチューンナップの余地がまだまだある点。動画では音がピロピロ言っているのが聞こえてきます。これも少しずつよくしていきたいと思っています。


まだまだ先は長いですが、将来的にはラズベリーパイのような小型コンピュータは今後益々活躍しそうなので、こういう汎用ボードで楽器が作れるようになるといろいろ楽しみも拡がるのではないかと思っています。


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